1月30日、サラブリで無農薬栽培にチャレンジしている生産者とサラブリ地区の担当スタッフとが集まり
山梨県のぶどう生産者で有機栽培の研究者でもある小川 孝郎氏を囲んだ勉強会が開かれました。
小川さんの勉強会は圃場での実践を重視したもので、生産者が直面している個別の問題解決や
将来に向けた生産の方向性、有機栽培・無農薬栽培の基本とバナナの生理を学ぶものです。
今までタイ国内で度々開催されてきました。
小川さんは今までの経験を踏まえながらも、サラブリの生産条件の特徴や起きている問題の個別的な解決策を示し、
参加した生産者の共感とスタッフの理解を深めることができました。
大勢が一堂に会して学ぶのも良い方ではありますが農業は『畔一枚違えば違う方法』と言われるくらい
多様な方式が必要で、小川塾は小集団の学習や問題の個別解決と個々の生産者が将来展望を持つために役立つ勉強会です。
今回も生産者から「こちらにしばらく住んで私たちにアドバイスして欲しい」という声が上がるほどでした。
【写真】農場での小川さんの個別指導を聞くリットさん、2枚目と3枚目:パッキング場内での勉強会
農場内で生産者と土のことを話し合う「らでぃっしゅぼーや」の楠田さん
農場内のクリークを生産者のヌグンさんと渡る小川さん、楠田さん、若狭谷さん