チュムポン県一帯ではここ1週間ほど定期的な雨が降っており、バナナの状態は適度な日射と雨のお陰で前回よりも全般的な品質は上がっています。しかしナムチャー地区の一部区域では雨の降っていないところもあり、そういった圃場ではまだサイズの小さなものが見られます。暑さの方はというと相変わらずで、作業員たちは口々に“明らかに異常気象だ”と大粒の汗を流しながら作業をこなしていました。一方ペッブリー県のバンラートでは雨がまったく降っておらず、袋掛けの袋に接した部分の表皮が強い日射で焼けて黒くなってしまっているものが数多く出ています。(写真参照)