タウンジーラーメンを知る人は少ない。このブログ管理者が命名したからだ。
バンコクから飛行機で1時間15分、ヤンゴン空港に着いたら国内線に乗り換えて更に1時何15分。
ヘーホー空港に着いたら、そこから車で1時間。ミャンマーの中部高原『タウンジー』まで行かなければ食べら
れない。だけど、「旅と食」は切っても切れない関係にある。美味しいものを求めて・・・好奇心が高まってくる。
(左の小さな骨は鳥の肉をそいだもの。コトコト煮込んだ肉は骨からスッキリはずれる)
左はシェフ兼オーナー夫人。手際の良い調理がうれしい。タイ語を話せる(大タイ族)ので意思が通ずる。
娘がお手伝い、店は朝6時から開店する。店は「サクラビル」の一階だが、オーナー夫妻が20年休まず
働いて手に入れた。 (「サクラビル」はタウンジーの町のど真ん中、ハートホムホテルから徒歩1分)
右の写真はお客様。朝8時から子供連れで食べに来た。
タウンジーの高原に上がる途中に、ビネヤードとワイナリーがある。
ドイツ人が移住してワイン作りに挑戦した。タウンジーに来た外国人でビジネスを成功させた数少ない
一人である。赤・白があって、1ボトル8ドル。味わいのあるワインだ。
(右の写真は瓶詰めした後、手洗いしているミャンマーの女性)
タウンジーには町のあちこちに「朝市」「夕市」が立つ。
鮮度の良い野菜、果物・・・、庶民の台所だ。バナナ1房20円、キャベツ1個10円。
タウンジーの町を山の上から眺望する。
イギリスがビルマを植民地にしていた頃、タウンジーはイギリス人の避暑地だった。
太平洋戦争時には日本軍も駐屯した。
「インパール作戦」の犠牲者を含め、日本人18万人がビルマ戦線で命を落とした。
そのほとんどが20代、30代の若者で、ミャンマーには未だ遺骨収集が終わっていない地域もある。