




6月24日早朝3時半にバンコク・スワナプミ空港に到着した一行は空港で軽い朝食を済ませて、スラタニ空港へと向かいました。
スラタニ空港から車2台に乗り継いで、先ずトンカーワット農民会のパッキング場を訪問。出荷のない時期なのでバナナパックの実際は見ることができませんでしたが農民会ソムヌック理事長から工程の説明を受け、農民会理事との交流をしました。
その後会員の圃場視察へ。ターチャナ地区のウィーラキットさんの圃場(8,000本を新植)を初め、幾つかの圃場を訪問しながら畑での生産者との交流をしました。
翌日はスラタニ空港に戻りバンコク・ドムアン空港へ。 ドムアン空港からは再び車に乗り継いで慌ただしくサラブリ地区へ移動しました。サラブリ地区では、今年の2月15日から稼働し、定期点検期に入っている新パッキング場を訪問。PTJのペイソウ専務が現地の工場稼働の説明を説明しました。ペイソウからは現在の工場の問題点、総点検の状態と工場工程の改善点などの他、将来の構想へ向けたパッキング場の変更点などの報告がありました。
生産者との契約や登録圃場の状況を聞き、一行は生産者のヌグンさんの圃場(今年1月、1,400本を定植)を用意されたボートで視察しました。サラブリ地区は南部のトンカーワットとはバナナの作型が全く違います。クリークから豊富な水を引き込んで栽培管理する方法に一同は驚きの声をあげていました。 続いてPTJ自社農園を訪問し「二番苗育成と化学肥料50%削減」実験について説明を受け、畑を見ながら質疑応答がありました。
更に時間いっぱいまでへーウさんの圃場を訪問し、農場の前での交流会となりました。 夜は食事をしながら、一番の協力者であり無農薬バナナ栽培にも積極的に取り組んでいるヌグンさんとリットさんを囲んだ交流をしました。
今回はタイを訪問したのが初めてで、農場を視察したのも初めてと言う職員さんが多かったため、質問がたくさん出されていました。
【写真】上から トンカーワット農民会の会員圃場にて
サラブリ・パッキング場の状況報告
ヌグンさんの小舟に乗って圃場視察
ヘーウさんの圃場にて
生産者との懇親会で感想を述べる國重さん