サラブリ県で始まった「自社農園」は圃場管理をPPFCから
PTJに徐々に移管しています。
年内には全て移管が終了する予定です。
本格的な乾期がに入って、
担当のポンさん(PTJの現地契約社員、生産担当)は ほぼ毎日のように農場での水遣りをしています。
先週は豚糞堆肥の撒布と水遣り。
下草刈りはもう少し経つと地面がバナナに覆われるので楽になりますが今は毎週の仕事です。
「葉枯れ病」(下段の葉の先端部分から葉が黄色くなり、徐々に上に広がっていく病気。炭酸同化作用を妨げみの成長の妨げになる)
が発生し始めていて、病気の出た葉をこまめに切って捨てていますが、 病気は全圃場に広がって来ています。
今の所深刻な問題にまでなっていませんが、隣接するリットさんの圃場にも葉枯れ病が少しづつ出ていて、リットさん本人も不安を感じています。
この病気は広がるのは早いのですが、進行は遅いので収穫が始まるあと二ヶ月後までこの程度の
状態なら無農薬栽培は達成されそうです。
更に病気が進むするようなら、切った葉の場外持ち出しと焼却処分をする予定です。
一方、花芽は順調に出ています。
病気がひどくなるとその影響でバナナのバンチー当りの収穫重量は少なくなる可能性があります。
無農薬栽培にチャレンジしているリットさん、
ペーンさんに 大きな被害が起きないよう、注視して行きます。
【写真】最上段:11月25日現在の農場の様子 2番目:用意された豚糞堆肥 3・4番目:豚糞堆肥の散布 最下段:水遣り