9月3日、朝9時にペチャブン県の「タコンシ・ファーム」一行がサラブリのパッキング場に到着しました。
ヴィニータ本社専務取締役を先頭に農場のマネージャーやスタッフ総勢9人です。
一行はかねてからホムトンバナナの無農薬栽培に関心を持ち、実験農場でトライしてきましたが
必ずしも成功したとは言えませんでした。
タコンシ・ファームはマンゴーの取引で
パルシステムと5月に産直提携をしています。
広大な圃場にはマンゴーが15万本定植されていますが、タコンシ会長は
「タイ国内最大のマンゴー農場にする」と意気込んでいます。
タコンシ・ファームの圃場には遊休地がたくさんあって、
そこにホムトンバナナを植えて日本や国内に販売していこうという計画を持っています。
サラブリ県のジェイフレシュセイカではPTJ自社農園の栽培技術を公開するとともに
パッキングラインのノウハウを公開して、ホムトンバナナの地域的な広がりを支援していく考えです。
PTJ自社農園では担当のエッスさん、ポンさんがクリークの草取りや下苗の剪定など栽培管理の真っ最中でした。
ここではヴィニータ専務やスタッフの質問が途切れません。
いつもは口数の少ないエッスさんも驚くほど口が滑らかで、自信たっぷりです。
お昼まで時間をとり、熱のこもった視察はこれからの地域連帯に一石を投じるものとなりました。
【写真】
・・上から
サラブリパッキング場を見学するタコンシ・ファームの皆さん
PTJ自社農園の視察
栽培管理の説明をするエッスさん
圃場での話がなかなか終わらない
全員で集合写真