来る3月3日、4日の二日間にわたって、タイ・ペブリ県バンラート農協で「バナナ栽培技術全国交流・学習会」が開催される予定です。ホムトンバナナを栽培して日本向けに出荷している生産者団体4団体が主催し、タイ・パルシステム産直協議会が後援するもので、タイでは初めての試みと注目されています。ホムトンバナナ生産者10名の発表も注目されますが、コンメンテーターに300ページに及ぶ「バナナ栽培の教科書」的テキストの著者、カセサート大学のベンジャマート教授とナムワーバナナの新品種を開発した同大学ガラヤニー教授、日本からは30年間有機・無農薬栽培のぶどう作りをし、草生栽培の理論を提唱している小川 孝郎さんと言う豪華な顔ぶれが参加を予定されています。 この学習会には日本からパルシステム連合会の理事、職員7名が参加し交流と共に討論に参加する予定です。また、丁度この時期にタイの産地を視察するコープしまねの塩道専務、内藤さん、藤原さんも参加を予定しています。日本の生産者では「野菜クラブ」代表澤浦 彰治さんが参加を表明しています。生産者は約100名が参加する予定で栽培技術の経験発表、討論の後は大交流会を催うし、お互いに励ましあったり自信と確信を深め合ったりします。