WCサッカーの中継を一般局に無料放映させるなど
国民の人気を取る施策を講じながら、本命の経済関係の
課題に着手し始めました。
日・米・欧が関わった国家プロジェクトの入札やり直しが
始まっていますが、 韓国の主要財界人との面談も先日行われたばかりでした。
動き出した大規模開発の中で目を引くのがCPグループによる
チャオプラヤ川沿岸開発です。
7月3日のBangKok Post紙に全面広告を載せた記事には
この新聞を読んでいる読者もドギモを抜かれました。
一連の手際良い施策の実行に、
かなり前から入念な準備が有ったとうがって見る声も有ります。
プラユット陸軍大将を英雄視する報道や、
巷ではその才能を褒め称える噂、
詩作に見る人間的な深い情愛 を喧伝するTwtterなども次々に出ています。
無関心を装うタイのインテリ層や文化人が多く、
一般国民には事態の真相が何も見えなくなるプロセスは
日本国民にも多いに学ぶものがあります。
(現地レポート 山本)
*上から二つの写真はCPグループのホームページに掲載のもの
*3番目の写真はBangKokPost紙の紙面広告